大阪新阪急ホテルの概要

大阪新阪急ホテルは、阪急阪神ホテルズによって運営される大阪市北区芝田一丁目に位置するホテルです。
1964年8月8日に開業し、現在に至るまで多くの人たちに利用されています。
建物は地下2階から地上10階までの構造で、客室は合計961室です。

大阪新阪急ホテルは交通アクセスにも優れています。
阪急電鉄梅田駅、JR大阪駅からともに近く、さらに空港リムジンバスの発着もあるため、ビジネス利用はもちろん観光拠点としても非常に便利です。

ホテル内には多彩なジャンルのレストランが多く入っています。
また、豪華な宴会場もあるため、各種イベントや会議にも対応可能です。
客室は多様なニーズに対応した設計となっており、細部まで配慮されたおもてなしを提供しています。
設備面でも充実しており、各階のエレベーターホールには自動販売機、製氷機、VODカード販売機が設置されています。
1階には外貨両替機、電子レンジ、宿泊者専用のコインロッカーなどもあって便利です。

大阪新阪急ホテルで特に注目したいのが、テレワークプランを提供している点です。
プライベートオフィスとしてホテルを活用でき、無料Wi-Fiや電源など仕事に必要なインフラが整っています。
このプランは平日限定で、2024年3月31日まで提供される予定です。

朝食についても充実しており、地下1階の「オリンピア」で和洋ビュッフェが楽しめます。
焼き魚から出汁巻き、煮物、たこ焼きなどの和食に加え、スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ、パンなどの洋食も提供されています。
総じて、大阪新阪急ホテルはビジネスから観光、食事から宴会まで、多様なニーズに応える全方位的なサービスを提供しているホテルです。

大阪新阪急ホテルの歴史

大阪新阪急ホテルは、1964年8月8日に開業しました。
急東宝グループのボス小林一三の構想をもとに、彼の死後完成させた形で、1970年3月6日には新館がオープンします。
また、1985年7月12日には新阪急ホテルアネックスという別館も開業しました。
これにより、ホテルはさらに多様なニーズに対応できるようになりました。

2014年8月8日には開業から50周年を迎え、長い歴史を有するホテルとしてその名を確立しました。
しかし、建物の老朽化が進んでおり、かつ近隣に同じ系列のホテルができたこともあって、近々その歴史に幕を閉じようとしています。
予定によると、2025年春が営業終了の時期です。
ただし、それで完全に終わってしまうわけではなく、その後エリア全体の再整備が行われる予定です。

このように、大阪新阪急ホテルは時代の変遷とともに成長と変化を遂げてきましたが、終わりの日を迎えるのも近いとされています。
それでも、その存在は大阪のホテル業界に多大な影響を与え、今も多くの人たちにとって思い出深い場所となっているのです。