日光金谷ホテルとはどんなホテル?
日光金谷ホテルは、栃木県日光市にあるホテルです。
最寄り駅は東武日光駅となり、日光エリアの観光地の中でも特に知名度や人気の高いホテルとなっています。
その創業は明治6年、1873年となっていて日本の中で最も古いリゾート目的のホテルとして近代化産業遺産と登録有形文化財に指定されています。
日光は避暑地としても伝統的な観光地としても国内外からたくさんの客を集める一大観光地です。
その日光の観光地としての名を広めるのに一役買ったホテルとして知られていて、世界各国から著名人や文化人が日光金谷ホテル目当てで訪れるほどです。
建物は開業当時から残る部分もあり、クラシックでレトロな雰囲気が魅力となっています。
特にメインダイニングルームには、当時の面影が残るレトロな家具が置かれていますし、柱などの雰囲気も最近のホテルでは見られない重厚さを感じさせてくれます。
日光は江戸時代から続く観光名所でもあり、日本伝統の美しい建築様式が様々なところで見られます。
この日光金谷ホテルの中にも、日本の伝統的な技術によって作られた彫刻が様々な箇所に配置されています。
ホテル内をゆっくり歩いてこうした彫刻や日本画の技法を使った作品を見るだけでも、他の場所では味わえない貴重な体験ができることでしょう。
そして、日本を代表する名門ホテルとしての質を高めているのが、サービスの素晴らしさです。
お客様へのおもてなしを第一に考え、上質で優雅なホテルマンのサービスは優雅な一時を過ごすのに大きな役割を演じてくれます。
日光金谷ホテルの歴史について
日光金谷ホテルの創業は冒頭にあるように明治6年で、それまで日光東照宮で楽師として勤めていた金谷善一郎が、アメリカ人であるヘボン博士を迎えて自宅を外国人向けの宿舎として始めたのがスタートだとされています。
その後、本格的に外国人旅行者や賓客などを迎えるために、専用のホテルとして施設を建て30室の金谷ホテルが誕生します。
常に名門ホテルとしての威厳を保ち、大正の時代となっても外国皇室の宿泊施設として指定されたり、国内宮家の方々が宿泊されたりしてきました。
時代と共に建物の改修を進めたり、規模拡大のために昭和になって別館を新築したりして、さらに多くの方を迎えるホテルとして発展してきました。
第二新館は昭和36年に建てられていますが、明治の開業当初の雰囲気をできるだけ保つように工夫され、デザインや間取りなども伝統的な作りを踏襲しています。
そして、日本屈指の伝統を誇るホテルとして、長年のサービスマンが培ってきた最高のおもてなしの質を連綿と受け継いでいます。
明治から現在に至るまでの伝統と共に、新しい風を感じさせるホテルとして輝きを放っているのが多くの人に愛される理由です。
Twitter:https://twitter.com/kotori09
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