元々プリンスホテルが作った学校

日本ホテルスクールの前身はプリンスホテルがホテリエの育成のために作った「プリンスホテルスクール」です。
「プリンスホテルスクール」は1971年に、ホテルでの中堅管理者の養成を担う教育機関として設立されました。

この時代は、1964年の東京オリンピック後、海外旅行の自由化により、世界で日本の印象を高めた高度成長期の時代です。
海外から来日する観光客やビジネスパーソンが増え、東京都内にも多くの国際ホテルが建設された第1次ホテル建設ブームの時代でもあります。

学校設立の精神

グローバル化の進む現代社会において、人々の生活水準も高まり、人々の欲求も広がります。
そのような中で、ホテル業界を含むサービス業は、単なる宿泊施設、・飲食施設というハードを提供するのみならず、高い精神的な価値を提供することが求められています。

時代に対応する技術や知識を持つ優秀なホテリエを育成し、国際的に通用する将来のリーダーとなる資質を身に付けさせることを目標として教育されます。
この学校は、「国際観光ホテル整備法」に基づく、日本で唯一の観光庁管轄の専門教育機関で、観光立国を目指す政府からも期待されている教育機関です。

希望の進路に応じて選べる4つの専攻分野

専門学校日本ホテルスクールには、進路の希望に応じて専攻が選べるように4つの専攻分野が設定されています。

①「ホテル科」は国内外で活躍する1万人を超えるOBがホテルやブライダル業界で活躍してきたという信頼が厚いです。
少人数・クラス担任制による懇切丁寧な就職指導により、希望の就職が実現します。
また、国内3つの一流ホテルの全面的協力の下、半年に及ぶ本格的な実習を経験できます。
この実習で得た給与は海外研修の費用に充てられますので、一石二鳥の有意義な実習だと言えます。

②「ブライダル科」は、ブライダル業界で活躍する一流講師陣らが直接指導してくれます。
ブライダル業界への就職に当たり有利となる「アシスタント・ブライダル・コーディネーター検定」など就職活動を念頭に置いた資格取得も指導してくれるのが嬉しいですね。

③「英語専攻科」は授業全体の4分の3以上が英語で行われます。
増加の一途をたどり、更なる増加を政府が目標に掲げる中、海外からの訪日客をもてなすことができるホテリエを育成します。
全授業の4分の3以上を英語で行い、指導の大半はネイティブスピーカーです。
英語学習以外にも、ホテルの各種実務からマーケティングまで広い知識と技術が学べます。

④「国際ホテルマネジメント専科」は高校既卒者が週に3日、1日2コマの短時間で集中してホテルに関する知識と技術を習得して、ホテル業界就職を目指します。